食物繊維を摂っているのに出ない…?
その原因、「運動不足」かもしれません。
「食物繊維を意識しているのに、思ったほどスッキリしない。」
そんな経験はありませんか?
便秘対策というと、まず思い浮かぶのが「食物繊維」。もちろん、食物繊維は腸活に欠かせない栄養素です。
でも実は、食物繊維は「摂ればそれだけで十分」というものではないかもしれません。
約14,000人を対象にした研究では、食物繊維と便の硬さの関係に、身体活動量、つまり普段どれくらい体を動かしているかが関係している可能性が報告されています。
食物繊維の働きは、「動く人」のほうが効果が高い?
アメリカで行われた大規模調査では、20歳以上の約14,000人を対象に、食物繊維の摂取量と便秘の関係を調べました。
その結果、普段から体をよく動かしている人では、食物繊維を多く摂るほど、硬い便になりにくい傾向が見られました。
一方で、あまり体を動かさない人では、食物繊維を増やしても、便の硬さに大きな変化は見られませんでした。
食物繊維は「動く人」のほうが働きやすい
⬆️ 食物繊維を1g増やしたら…
※約14,000人を調べた研究より。体をよく動かす人では、食物繊維を1g増やすごとに、硬い便のリスクが約3%低下する傾向が報告されました。
つまり、食物繊維は「食べれば終わり」ではなく、体を動かすことと組み合わせることで、より働きやすくなる可能性があるということです。
これは、毎日の腸活を考えるうえで、とても大切な視点です。
なぜ、運動すると違うのでしょう?
私たちの腸は、ただ食べものが通っていくだけの管ではありません。
腸は筋肉の動きによって、便を少しずつ先へ送り出しています。この動きを「ぜん動運動」といいます。
歩いたり、階段を使ったり、軽く体を動かしたりすると、腸も刺激を受けます。
そこへ食物繊維が加わることで、便のかさや水分量を保ちやすくなり、スムーズなお通じにつながりやすくなると考えられています。
食物繊維だけを増やすよりも、「食物繊維を摂る + 体を動かす」
この組み合わせが、おなかにとって大切なポイントです。
「運動」といっても、
激しい運動ではありません
「運動」と聞くと、ランニングや筋トレを想像するかもしれません。
でも、今回の研究で「よく動く人」の目安とされたのは、週あたり500 MET-min以上の身体活動量です。
これは、日常生活でいうと、少し早歩きのウォーキングを30分、週5日ほど行うイメージです。
運動の目安は「30分 × 週5日」
1日30分
🚶♀️ 少し早歩き
🚲 軽いサイクリング
🧹 家事を少しテキパキ
週5日
30分 × 5日
= 約150分/週
※無理に激しい運動をする必要はありません。まずは「いつもより少し多く歩く」くらいから始めてみましょう。
たとえば、
・少し遠回りして歩く
・エレベーターではなく階段を使う
・買い物に歩いて行く
・家事の合間に軽く体を動かす
こうした小さな積み重ねでも、腸にとっては大切な刺激になります。
腸活は「食べる」と「動く」の組み合わせ
腸活というと、つい「何を食べるか」に意識が向きがちです。
もちろん、乳酸菌や食物繊維を取り入れることはとても大切です。
でも、それだけではなく、適度に体を動かすことも、腸にとっては大切な習慣のひとつ。
食物繊維を摂る日こそ、少し歩いてみる。
ひと駅分だけ歩いてみる。
いつもより少しだけ階段を使ってみる。
そんな小さな行動が、おなかにとっては大きな一歩になるかもしれません。
※本記事は研究結果をもとに一般向けにわかりやすく解説したものです。
※便秘の原因や感じ方には個人差があります。症状が続く場合や強い不調がある場合は、医師などの専門家にご相談ください。
食物繊維を手軽に取り入れるなら、グラキューブ
マイ・フローラ グラキューブは、スーパー大麦「バーリーマックス」を使用した、キューブタイプの腸活おやつです。
そのまま食べられるので、朝食のプラス一品や、仕事・家事の合間、小腹が空いた時にもぴったり。
ザクザクとした食感と、甘さ控えめの味わいで、毎日続けやすい商品です。
食物繊維を意識しながら、少し体を動かす。
そんな毎日の腸活習慣におすすめです。
朝食にはグラノーラもおすすめです
グラキューブと同じく、スーパー大麦「バーリーマックス」を使用した人気商品が、マイ・フローラ グラノーラです。
牛乳やヨーグルトと合わせるだけで、手軽に食物繊維を取り入れることができます。
忙しい朝でも準備しやすく、毎日の朝食習慣として続けやすいのが魅力です。
朝はグラノーラ、日中のおやつにはグラキューブ。
そんなふうに、生活スタイルに合わせて使い分けるのもおすすめです。
まとめ
食物繊維は、腸活に欠かせない大切な栄養素です。
ただし、今回の研究では、食物繊維の働きは身体活動量によって変わる可能性が示されました。
あまり体を動かさない人では、食物繊維を増やしても便の硬さに大きな変化は見られませんでした。
一方で、体をよく動かす人では、食物繊維を多く摂るほど硬い便になりにくい傾向が見られました。
腸活は、「食べる」だけでなく「動く」ことも大切です。
食物繊維を取り入れながら、無理のない範囲で体を動かす。
まずは、そんな小さな習慣から始めてみませんか。
【参考文献】
Li Y, Tong WD, Qian Y. Effect of Physical Activity on the Association Between Dietary Fiber and Constipation: Evidence From the National Health and Nutrition Examination Survey 2005–2010. Journal of Neurogastroenterology and Motility. 2021;27(1):97-107. DOI:10.5056/jnm20051
※本記事は研究結果をもとに一般向けにわかりやすく解説したものです。