COLUMNコラム

甘い人参の秘密

最終更新日:2025/04/30 13:15

イメージ

「マイ・フローラ」の主原料である人参の産地を野村乳業の社員が取材してきました!

「マイ・フローラ」の主原料は人参です。

あのきれいなオレンジは人参由来の色で、色素等は添加していません。栄養たっぷりの人参の搾り汁を植物乳酸菌で発酵させているのが乳酸菌飲料「マイ・フローラ」です。ドイツ産、アメリカ産の人参も一部使用していますが、主な産地は日本です。

今回、茨城県にある人参畑を取材させていただきました。


イメージ
イメージ

生食用の人参と加工用の人参って違うの⁉

野村乳業 山川(以下、山川)「お忙しいなか、取材させていただく機会をいただき、ありがとうございます。ここで人参が栽培されているんですね。正直、青々とした人参畑を想像していました(笑)」


イメージ
イメージ

人参農家 菅谷さん(以下、菅谷さん)「そうですよね(笑)。11月~12月頃に来ていただければ、想像通りの青々とした人参畑をご覧いただけますよ。

スーパーで売っていて家庭で使う人参(生食用)の収穫時期は11月~12月ですが、加工用は1月~2月です。消費者の方はあまりご存知ないと思いますが、生食用と加工用の人参は育て方がちょっと違うんです。

生食用の人参は、求められるサイズも小ぶりです。あまり大きいと料理に使いにくいですよね。一方、ジュース等に使う加工用の人参の場合、加工の効率のよい大きいサイズが多いです。そして、重要なのは糖度、甘さです。」
※2025年1月に取材させていただきました。

甘い人参の秘密

山川「一面茶色い畑で、正直あまり美味しい人参が獲れそうに見えませんが(笑)、わざとこうしている意味があるんですか?」

菅谷さん「いいところに気付きましたね!じつは、なるべく人参の糖度を上げてから収穫するための工夫なんです。雪下人参等でも知られていますが、寒くなると野菜や果物は身を守るために糖をつくります。

この性質を利用して、収穫時期を遅らせることで糖度が高く、大きい加工用の人参をつくっています。糖度は6が最低で、なかには8くらいまで上がっているものもあります。」

山川「そんな工夫があったんですね!糖度8と言ったらイチゴくらいの甘さですよね!すごいですね。実際に見せてもらってもいいですか?」

菅谷さん「なかなか信用してもらえませんね(笑)。畑の人参を抜いてみましょう。」


イメージ

山川「信用していないわけではないのですが(笑)。ありがとうございます!」


イメージ

菅谷さん「畑は茶色ですが、りっぱで美味しそうな人参でしょう。」

山川「本当だ!大きくて立派な人参ですね!(実際持ってみる)重たい!」

菅谷さん「ようやく信用してくれましたね(笑)人参を畑で収穫したら、畑と同じ敷地にある加工場で一本一本、葉っぱと先端を切り落とします。

そのあと、洗浄して土を落とします。収穫してその日のうちには搾汁する工場へトラックへ運びます。」


イメージ

山川「収穫してすぐに搾汁工場へ運ばれるんですね。鮮度のいいうちに搾汁されるから、フレッシュなジュースに仕上がるんですね!美味しい人参の秘密がわかりました。

本日はたくさん教えていただき、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。」


イメージ
イメージ

ここまで、お読みいただきありがとうございました🥺🥕✨

これからも、みなさまのおなかを育てるパートナーとしてご一緒できることを楽しみにしています。